癒しのプロセス

死を超えるプロセス

第62通勤モノレールにさよなら

沖縄にない電車の魅力  2020年4月 新しい赴任先は那覇の市街地。憧れのモノレール通勤になった。   ほんの数ヶ月前、我が家近くに延長したモノレール路線の駅ができた。駅まで徒歩7分。 しかも時間通りにやってく...
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第57話 悲しみもメトロノームのように

クールな友人の旦那さまの告別式  1月7日、友人の旦那さまの命日にLINEを送った。「覚えていてくれたありがとう」の返信  2020年1月、彼女の夫は亡くなった。  私の夫が亡くなる半年前...
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第50話 てだこ祭りの「かりゆし58」

我が家の「かりゆし58」  コロナ禍の規制がゆるくなり、この2年間が夢だったかようにように、人が、観光客が、沖縄に戻ってきた  10月中旬から、週末は至るところでイベントがめじろおし。「産業祭り」「沖縄県総合文化祭」「...
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第44話 知的好奇心をつつくという励ましもある

沈んだ底から私を引き上げた  久しぶりに声を聞いた。相変わらず目力がある。クリッとした瞳で相手を見据えて、落ち着いた口調で切り込んでくる話し方。  目力ある彼女は、この3月まで2年間をともにした同僚  異動して、...
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第42話 ”死”で人は繋がり前へ進んでいく

家に植物を置かないで  庭先に小さな木の鉢植えが1本置いてある。家に「緑」をおくのはずいぶん久しぶりだ。    私は、いつも、思い出したように風水に凝り、観葉植物やら鉢植えを買ってきては枯らした。運気アップに緑は欠かせな...
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第40話 夫そっくりなウザい後輩との三年忌

三回忌にひとまず区切り    二年前の告別式はコロナ禍だったが、500名ほど参列した式。が、マスクと自分の涙で誰が来てくれたのか識別できなかった  一年忌法要は、まだコロナ禍継続していたが、夫の同僚や友人が多く来てくれた...
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第39話 8月はウツになる予定がはいってます

ウツになるはずがコロナ陽性に  8月になったので、友人や同僚に告知した    え~、私の8月のスケジュールは、うつの予定で埋まっております。  8月といえば、夫がホスピスへ入るまでの激動の2週間。2年前の出来事とは...
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第38話 とうとうマンション買っちゃいました

中古の住み心地よさ  新居に引っ越してきて、約3か月。築30年とはいえ、那覇市を一望できる高台にあるマンション。無駄に広いベランダだが、腰を下ろし、ビール片手に見る夜景は格別な気持ちになる。    景色が見える窓...
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第34話 息子が高校落ちたら”私”に戻った!?

息子が高校に落ちた  復職しても相変わらず空虚な日々。中古といえど、マンション購入した以上、辞めるに辞めれない。リフォーム提案しないといけないが、息子二人は高校受験。  ひとまず家族の生活モードを高校受験に照準...
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第33話 借金は生きるエネルギーになる

何もかもが空っぽに  ブログが書けなくなった。書くことがなくなったわけではない  ”何かする”という気力が失せたのだ  彼が逝なくなり、1年忌を経て、しばらくすると…ピタッと時間が止まった  仕事のヤル気が...