新聞記者として 第24話 1年後に届いた先輩のメッセージ 1年前のメッセージ 2021年9月、夫が入社した時から慕っていた先輩からメールが届いた。 夫が入社一年目に先輩たちともらった『局長賞』の写メ付きだった 受信メールをさかのぼると、その先輩は、夫が亡くな... 2021.09.05 新聞記者として
ガンと家族の6年 第23話【残り65日】最後の家族ドライブは金武町 金武町までの家族旅行 息子が中学生になり、家族で出かけるのがめっきり少なくなっていた。 体力が落ちていく夫をみながら「週末は少しでも時間をみつけて、できるだけお父さんと一緒に外出しよう」と提案した その日は金武町にあるタコライス... 2021.09.04 ガンと家族の6年
新聞記者として 第17話【終命2日】”新聞記者”で終わらせてもらった人生 通夜に訪れた温かな人の波 大学時代から憧れた新聞記者、新卒しか採用しない時代だから、大学を留年して採用試験に再度挑戦しゲットした職業だった。 けれど…給与に見合わない労働環境だった 当時、全国紙の記者と結婚した友人... 2021.08.19 新聞記者として
残り2カ月+α 第12話【残り9日】毎朝送られる夫を支えたLINEのオハヨウ 夫が惚れこんだ毒舌な取材相手 夫が新人記者の頃に出会った取材相手がいる。 政治や社会の裏側、汚れた部分を知り尽くし、新聞記者の考え方をこきおろし、人権を語ろうものなら何をほざいている論で切りつけ、「しょせん君らはおぼっ... 2021.08.13 残り2カ月+α
残り2カ月+α 第7話【残り9日】夫が初めて新聞を手にしなかった朝 新聞を読むことが1日のスタート 新聞が玄関わきに大量にたまっている。 沖縄の地方紙『琉球新報』と『沖縄タイムス』の4か月分(私は地方紙ではなく主要紙と思っている) 毎朝、息子たちを追い立て... 2021.08.09 残り2カ月+α